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女戦士DZのFXQUEST

― FX リアル奮闘記 ―

創造を遊戯する その先に

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9月3日は愛犬の病院へ行くために午後から車で出かけていた。

結果は問題なし。愛犬について書いてしまうと

膨大なボリュームになってしまう為、今回それについては割愛する。

 

病院が終わり、買い物を済ませ、時はすでに お腹がすく時間帯になっている。

愛犬を車に乗せたまま飲食店には入りたくないので

人通りの少ない穴場の路上パーキングに車を止め

つい先程 お弁当屋で買った弁当で簡単に夕食を済ませる。

 

「問題なし」の結果に安堵の胸をなでおろし

満腹感も相俟って 急に眠気に襲われた相方に休憩をすすめ

小一時間そのままそこで静かに過ごすことにした。

 

私はというと スマートフォンでチャートやニュースを眺め

頭の中でトレードのトレーニングをする。

 

 

そして ふと 昨日の憧れの人の言葉を思い出す・・・

 

 

彼女のイニシャルではないが便宜上、 以下 Aさんと書いていくことにする。

 

Aさんは 自分が大きく変化したきっかけのエピソードを話してくれた。

簡潔に書くと、彼女は相方の貯金を数千万溶かしてしまったらしい。

しかも内緒で(驚き!)

 

「それってよくテレビでモザイクかかって出る主婦の人のパターンですよね(笑)」と

私も笑ってツッコミ、彼女もまた過去の笑い話として笑顔で話していたから

その時はまだ 私は その事の重要さにちゃんと気付けていなかった。

 

彼女は 恐怖で体が震え

本当に恐くて怖くてたまらなくて 自分のしでかしたことが

取り返しのつかないことだと思って涙が出たそうだ。

 

 

そして

「そうやって ドン底に ” 辿り着く ” まで2年かかったの」と表現した。

私はすかさず質問した。 なぜそのような表現をしたのか?と。

すると彼女は「あのドン底に辿り着けたから ようやく現実を見て

自分は必ず勝てると思ってた幻想を捨てられた。そして私には無理かもしれないな…

もう取り返せないかもしれないと諦めてから、逆に本当に真剣になれたから。」

と答えてくれた。

 

とは言っても彼女はFX自体を諦めるということは選択肢にもなかったそうだ。

だからここから どうしよう、どうやったらいいか をひたすら考えた。

そして今日の彼女がある。

 

 

損失・・・

 

 

私はまだ彼女のように大きな損失を出したことがない。

(と言っても まぁ、そこそこは出してるんだけどw)

 

そして 急に思った。

その時の彼女の心境をリアルに疑似体験してみようと。

 

さらに数千万盛って

「これは今の私の力じゃFXで取り返すのは到底無理だ・・・」と

絶望するほどの金額を損失したことにしてみよう と。

 

もともと 妄想や空想、感情移入が得意な私にとって

その疑似体験をすることは さほど難しくなかった。

 

・・・

臨場感を持たせるための演出に

この世の終わりにふさわしいBGMもかけた(笑)

窓の外は 都合よくシトシトと悲しげに雨が降っている

辺りはすっかり夜の闇に包まれ

私は助手席に座り、握ったスマートフォンの明かりに仄暗く顔だけ照らされている

 

頭は真っ白になり 視界からの情報には何も反応しなくなった

カーナビに映っている地図をただ無気力にボーっと眺めながら

となりで 静かに寝息を立てている相方と

後部座席のケージの中で何も知らずにスヤスヤと

いつも通りに天使の顔で眠っている愛犬の存在だけを

かろうじて感じることが出来る。

 

そして涙がこぼれた。

 

私は何をしてしまったんだ と。

 

とてもとても自分が愚かしく思え

今までただ勢いだけで なんとかなる なんとかしてみせる

と粋がっていた私に

脳天からまっすぐ下に大きな槍が全身を貫通し

引き裂かれ締めつけられるような思いに呼吸が乱れ動悸がした。

 

苦しい

怖い

 

・・・

私は 束の間ではあるが この恐怖を体験した。

こんな気持ちは初めてだった。

私の想像力は普段ポジティブなことにしか使っていない。

意識してそうしてる節もあるが 元来 楽観的で危機管理力が低いのだと思う。

 

だから、あえて自らドン底に落ちてみようとする行為は

初めての経験で我ながら良いことを閃いたもんだと思う。

 

 

その後、雨は上がり 相方を起こし 愛犬と共に散歩をした。

散歩中、私はまだ疑似体験の余韻の中にいた。

 

会話はするが 心ここにあらず といった感じで

絶望感と恐怖はまだまだ私に憑りついていた。

 

だが、実際はもっともっと恐ろしいのだろうと思うと

おののきで本能的にまだそれをシャットアウトしてるように感じる。

限りなく近いところまで疑似体験出来ていると思うが

まだまだ本当はこんなもんじゃない と背中からゾクっとするような声が聞こえた。

 

 

そして、歩きながら

 

こんなに怖いのに なぜFXを続けたいのか?

と自身に問うた。

 

 

私は ひと呼吸おいてから

「自分自身を越えたいから その先を見たいから」だと答えた。

 

 

私がFXを好きな理由は他の記事に譲ることにして

この好きなことをやって得られる対価は もちろん「お金」なのだが

今は「お金」を得られなくても続けている。(むしろ得るどころか失っている。)

 

私の目的はいつのまにか「お金」から変わってしまったようだ。

私自身のその「越えたい」という欲求を満たしていく 過程で

結果的に「お金」が残ればそれでいい。

 

そして そのお金は私自身でなく

自分の家族や大切な人が幸せになるために使えたらそれでいいと思っている。

 

こんなことを書くときれいごとに聞こえてしまうし

ここはもう少し掘り下げて弁明したいところだが

時間とボリュームの都合上、記事を分割したほうが良さそうなので

ここらで一旦区切ることにしよう。

 

 

帰宅後、すぐさまPCでチャートを見て(デモだが)少しトレードをした。

抽象的だが「力み」のとれた良いトレードが出来た。

今日のトレードは自分的にはパーフェクトだと思った。

それは利益の多寡ではない。正しく、そして解脱したトレードのように感じたからだ。

 

そして何より、一番の変化を感じたのは

浮かれる気持ちが皆無だったことだ。

日当たりのトレードを集計後、大体 良ければ浮かれ、悪ければ落ち込みw

みたいになるのが常だったが

 

なんだろう・・・

 

パッと浮かぶ言葉は「謙虚に」としか言い表せないのだが

こんなことは全く初めての感覚で、こんなに良いトレードが出来たのに

その結果を無視するように謙虚に受け止めたのだ。

 

きっと まだ あの疑似体験の最中にいるから

「まだまだ。だってまだあの大損分を考えたら・・・」と

私の心がとらえているのだろう。

 

それが良いことなのか悪いことなのかは 今は分からないが

とにかく 真新しいことをいくつか経験できた とても印象深い日になったので

ここにこれを記しておくことにした。

 

深夜に駆け足で随筆したので あまり読み返せていない。

乱文なのは悪しからず<(_ _)>

 

 

以上。

 

「創造を遊戯する その先に」

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございました<(_ _)>